<aff-alternatives>
Affiliation Alternatives (所属先併記)
1つの所属先に対して2つ以上の表記がある場合のコンテナ要素 (例えば、大学名の2ヶ国語以上での表記、ドイツ語と英語など) 。
備考
使用法: <aff-alternatives> 要素は、所属数を増やすことなく単一の所属の複数の版をまとめることを目的としています (ひとつの大学の3通りの呼び方は3つの異なる大学と同じではありません) 画像要素に用いられる代替処理法要素 <alternatives> の構成と同様に、単一の所属の複数の版がどのように処理されるかはアプリケーションによって異なります。@xml:lang 属性は、異なる所属先を別々の処理のために区別するために使用できます。
<aff-alternatives> 要素は、以下を記録するために使用できます:
- 複数の言語/スクリプトの組み合わせ (たとえば日本語のかなで書かれた大学名 [xml:lang="ja-Jpan" for Han + Hiragana + Katakana]、漢字で書かれた同じ大学名 [xml:lang="ja-Hani"]、さらにラテンアルファベットで書かれた大学名);
- ソートまたは検索するため、たとえば、フランス語でアクセント付き文字 (“é” など) で書かれた名前と、“é” をプレーン ASCII 文字 “e” に置き換えた名前。@specific-use 属性は、ASCII 版が表示用ではなく「ソート」用であることを示すために使用できます。
- 索引のために代替名を使用する。たとえば、XML データベースでは、「UCLA」から「カリフォルニア大学ロサンゼルス校」までの機関の名前変種をすべて記録する必要があります。@specific-use 属性は “primary” や “index” などの区別を指定するために使用されます"
コンテンツ・モデル
<!ELEMENT aff-alternatives %aff-alternatives-model; >
拡張コンテンツ・モデル
(aff+)
この要素は以下の要素内に含むことができます:
用例
日本語と英語で記述された所属先名:
...
<article-meta>...
<contrib-group>
<contrib contrib-type="author">
<name-alternatives>
<name name-style="eastern" xml:lang="ja-Jpan">
<surname>園田</surname>
<given-names>直子</given-names>
</name>
<name name-style="western" xml:lang="en">
<surname>Sonoda</surname>
<given-names>Naoko</given-names>
</name>
<name name-style="eastern" xml:lang="ja-Kana">
<surname>ソノダ</surname>
<given-names>ナオコ</given-names>
</name>
</name-alternatives>
<xref ref-type="aff" rid="aff2">**</xref>
</contrib>
</contrib-group>
<aff-alternatives id="aff2">
<aff>
<institution xml:lang="ja-Jpan">国立民族学博物館博物館民族学研究部</institution>
</aff>
<aff>
<institution xml:lang="en">Department of Museum Anthropology,
National Museum of Ethnology</institution>
</aff>
</aff-alternatives>
...</article-meta>
...