「属性について」

属性の説明です。これは正式な辞書的な定義を意図するものではなく、属性の意味の説明と、その提供する情報、その使用法の説明です。

どのような場合に使用されるのか、なぜ使用されるのか、その値の決め方など、属性の予想される用途について説明します。

このセグメントが存在する場合、類似または対比的な属性、処理についての情報、またはその属性が使用される要素に関する資料など、属性に関する追加情報を提供します。

変換上の注意点は、別のジャーナル記事タグセットをこのタグセットに変換する人を対象とした使用方法で、たとえば、TeX や LaTeX を XML に埋め込む際の問題や、TeX や LaTeX を CDATA セクションで囲む必要があることなどを説明します。

実装者ノートは、このスイートに基づいてタグセットを作成または管理する人物に対して書かれた指示です。

3 つの機能があります:

1. この属性を取る要素を列挙;
2. この属性が取る特定の値や既定値を説明; および
3. 場合によっては、推奨される使用法という見出しで、値が任意の文字データ (すなわち、値の特定のリストではない) である属性に対して推奨値のリストを提供します。

要素 - この属性を取り得る要素は、「以下の要素に使用」という見出しの後に列挙されます。各要素について、タグ名 (短い要素種別名) と長い記述的名前の両方が与えられます。

属性が複数の方法で使用されたり、いくつかのわずかに異なる意味で使用される場合は、複数の「以下の要素に使用」セクションがあります。それぞれの「以下の要素に使用」セクションのあとに、列挙された特定の要素とともに使用されるときの属性の値を記述する値の表が続きます。たとえば、属性は使用されるときはまったく同じ意味を持つのですが、使われるのはある場合は任意であったり、別の場合は必須であったりします。したがって、その場合は 2 個の「以下の要素に使用」セクションが存在し、片方は属性が必須な要素、もう片方は属性が任意である要素が列挙されます。

値と意味 - 各「以下の要素に使用」セクションの後には、属性値の可能な値を列挙し、選択した値を説明する属性値表があります。その属性が、ジャーナル出版タグセット、またはこのスイートに起源がある場合は、属性表は各値について説明をしています。ジャーナル出版タグセットやこのスイートに組み込まれた「公共の」タグセット (MathML タグセットなど) につては、値の説明はありません。これらの値はこのタグセットで決められたものではなく、予告なしに変更される可能性があるためです。

属性値テーブルには通常 2 つの列が含まれますが、「動作」という見出しの第 3 列が存在することがあります。表の各行には1つの値が記述されています:

表の最後の行には、「制限」という単語または「既定値」という単語が含まれています。「制限」は、関連する要素が使用されているときに属性をその属性は必須であるか、または任意であるかを示します。「既定値」は、文書で値が指定されていない場合に（スキーマを読み込むシステムによって）使用される属性の値を示します。

推奨される使用法 - 値がテキスト (文字、数字、または特殊文字) として定義されている属性の場合、このタグセットは特定の値を強制しませんが、推奨値のリストを提供することがあります。

タグ付き XML 文書の抜粋を提供し、現在の属性の使用例を示します。属性は要素の 1 つの文脈内に表示され、該当する属性は太字で強調表示されています。